吉見のいちご畑 横田農園 は、現在準備中です。

2016/02/17 23:10

昨日は、「農の雇用事業」の研修会が埼玉県農林公園で行われました。

農の雇用事業」というのは、農業法人などが新規就農者などを新しく雇って農業に必要な研修を行うことに対して助成金が支払われる制度で、横田農園でもこの事業を使って若い農業者を育てています。


今までは助成金の対象となるのは新しく雇われた人すべてでしたが、今年から正規雇用期間が3か月以下の場合には助成金が支払われないこととなりました。
途中でやめてしまう人があまりにも多いので、その対策のようです。

でもこの改正、雇う側の農家にはかなりの負担となります。
例えば今年の2月に採用した場合、申請できるのは6月ですが、次の募集は8月から、そして実際に助成金が入るのは3月以降です。

つまり、1年間は助成金なしで研修をしないといけないのです。
この間しっかり雇うことができる経営状況であるかどうかも審査の対象となっているようです。

今まではどんな人材でも受け入れることができましたが、これからはある程度農業に関しての実力(体力と知識)がある人材でないと雇うことができなくなります。

零細農家にはとても厳しい改正です。
この改正で新しく人を雇うことができなくなる農家がかなり増えるんじゃないでしょうか。