吉見のいちご畑 横田農園 は、現在準備中です。
2015/10/03 01:34
昨日の新聞にありましたが、イオンが生産を委託する契約農場にグローバルGAPの取得を義務付けるらしいです。
※ GAPって?
GAPとはGood Agricultural Practice(よい農業の方法)の略で、農産物の生産過程の安全性を認証するしくみのこと。
具体的にどんなことをしないといけないかというと・・・
・生産場所のリスクを評価
・肥料や農薬の使用履歴を具体的に記録
・作物が必要な水の量を計算して記録
・水源を特定して水質分析
GAPの中でも、グローバルGAPというのは欧州を中心に取得が広がっている認証で、農産物の輸出のときにも役立つらしいです。
(日本にもJGAP(ジャパンGAP)という独自の基準があります)
・・・GAPってなんだか当たり前のことのようで、特にグローバルGAPは認証をとるとなると大変そう・・・
イオンには認証基準を満たしているか検査できる専門家が20人もいて、今後は倍増させる予定とのこと。認証を取得するにはやっぱりそういう専門家が必要になってくるんですね。
農産物が安全であることの外的機関による証明はとても大切ですが、このような大手企業にはお金の面でも人材の面でも太刀打ちできません。それならどうやって差別化をはかっていくか・・
今日は家に生協の人が来て、注文していた商品を持ってきてくれました。
この生協のおじさん、毎週来てくれるのですが、いつも笑顔でとってもきさくで楽しく世間話をしてくれるので、毎回こちらもほっこりした幸せ気分になれます。世間話の最後にはちゃんと商品のアピールもしていくのですが、なんだかこのおじさんが言うなら買ってみよっかな、という気にさせてしまうすごい力を持っています(笑)
中小農家ができるのもこういうことなのかなと思いました。人と人とのつながりを大切にして、お客様一人一人を大切に、真摯に対応していくこと。そして商品の魅力を信頼関係を通じて知っていただくこと・・・
今日はおじさんのおかげでいろいろ考えさせられましたー。
