吉見のいちご畑 横田農園 は、現在準備中です。
2015/09/15 02:56
最近いい気候が続いていますね。
お日様も出ていていい気持ちです☆
こんなよいお天気のときは・・ごまの選別をしましょう!
先日もお話ししましたが、横田農園では日本では珍しく、ごまの栽培をしています。
ごまは収穫後の選別の手間がとにかくすごいのです。
① 脱粒 ⇒ ② 大小のふるいで選別 ⇒ ③ 唐箕で選別 ⇒ ④ 乾燥(天日干し)
今日はやっとここまできました☆
↓ ①の脱粒
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↓ ③の唐箕で選別。今年は唐箕を新調したので、選別がきれいです。
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↓ ④の天日乾燥中の胡麻
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でもごまの選別はまだこれで終わりではありません。この後は、
⑤ 水洗い ⇒ ⑥ 乾燥(天日干し) ⇒ ⑦ 唐箕で選別 ⇒ ⑧ 胡麻専用のふるいでさらに徹底的に選別 ⇒ ⑨ やっと袋詰め
とまだまだ続きます(^_^)
この胡麻はネットショップでも販売する予定なので、楽しみにしていてくださいね。
当園の胡麻は農薬も一切使っておらず、おすすめ品です☆
「農薬を使っていないってことは有機の胡麻なの?」と鋭い方はお気づきになるかもしれませんが、
有機のごまと呼ぶには「有機JASの認定」をとっている必要があるので、
当園のごまは、農薬を一切使っていないにもかかわらず、有機のごまとは呼べないのです。
「じゃあ有機JASの認定をとればいいのに」と思いますよね。
でもこの有機JAS、日本のように水田に囲まれた狭い畑でいろんな作物を作っているような環境では
認定をとるのがとっても難しいんです。
有機JASの基準では、周辺から農薬などが飛んできたり、流入したりしないように対策をとらないといけないのですが、
当園のように周りを水田で囲まれているような環境では、そこから農薬の飛散が絶対にないとは言い切れません。
万が一JAS法違反などと報道されてしまうと、周囲の農家や直売所に大きな迷惑をかけることになります。
アメリカなどのように広大な土地で単一の作物を作っているような環境ならこの基準でもやっていけるのでしょうが、
日本の実情をみると・・・あまり現実的な基準とは言えない気がします。
また、認定をとるには、毎年「登録認定機関」という有機JASの認定をする機関から検査を受ける必要があるのですが、
検査員の食事代、宿泊代などはすべて生産者が負担することになり(しかも検査員は多いと4、5人でくることも)
経済的にもかなり余裕がないと難しいです。
日本で有機JASがついている農産物は、総生産量の 0.24%(H25)だそうですが、
確かにこの制度ではなかなか認定をとりたくてもとれないのです。
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