吉見のいちご畑 横田農園 は、現在準備中です。
2015/09/10 13:44
台風は低気圧になったようですが、各地で大雨が続いていますね。
皆様は大丈夫でしょうか。
さて今日はごまの話をします。
栄養面やそのおいしさから、特に女性の方には
好んでいろいろなものにかけて使う方が多いのではないでしょうか。
横田農園では日本では珍しくごまの栽培をしています。
8月にはこのように緑色だったごまが
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今は収穫後乾燥中で、こんな感じです。
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だいぶ鞘がはじけてきたので、もう少しで脱粒したのち、大小さまざまな目のふるいで選別、
唐箕(風)で選別、さらに水洗いして選別、最後に天日乾燥させて袋詰めする予定です。
ごまは収穫後の手間がとにかくすごいです。
農林水産省によると、国内に流通しているごまの99.9%が輸入だそうですが、
これだけの手間を考えるとそれも納得できます。
市販のごまの食品表示をみていただければわかりますが、多くのものはごまの産地が記載されていません。
ごまはさまざまな国のものを混ぜて使うことが多いため、食品表示基準では原料原産地の表示が義務付けられていないからです。
国産のものはきっと大きく「国産」と表示してあると思うので、産地を記載していないということはほとんど輸入品なんですね。
また、ごまは生育の後期には乾燥には強いのですが、多雨は苦手なため、
雨続きの今年は国内の他の産地でも減収が心配されるところです。
ただでさえ流通量が少ない国産ごまですが、今年はさらに窮地においやられそうです。
貴重な国産のごま、今年もがんばって選別します☆
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